βテスト【風の王国：緑】個人的（評価・感想・レビュー）

こんにちは。案件な訳がない…忖度もしないレビューです…

それでは、個人的に感じた点について深堀していきたいと思います。

ゲームの概要　（短く）

【風の王国：緑】とは、古代アジアが舞台となるドット絵で描かれたシンプルなスマホRPGです。１９９６年よりリリースされている「風の王国」が元となっており、リメイク作品に近い形態になっている。

しかし、βテスト段階ということもあって未定となっている点も多いと感じました。

個人的に『良い』と感じた点

セミオート操作

少しタッチするだけでエリア移動や攻撃行動などを自動で行ってくれる為、手軽なゲームプレイが可能です。

装備の製作やスキルのレベルアップといった一部のコンテンツには操作が必要となるものの基本的なゲームプレイではオート操作が補助してくれる形が主な流れとなっています。

手動プレイも可能ですが、体感的にはオートプレイが推奨されるゲームスタイルだと感じました。

暇つぶしに最適

暇つぶしの出来るゲームを求めている方に向けたと言っても過言ではないゲームだと感じました。

前述したように【風の王国：緑】では、オートプレイが基本となっています。その為、このゲームに真摯に向き合い集中するといったプレススタイルより、何かの片手間に暇つぶしとしてプレイした方が私としては楽しめました。

オートによる操作とエリア移動やレベルアップの存在からも空き時間や片手間に楽しみやすい機能が多いからこそ暇つぶしに楽しみやすいゲームであることは魅力に感じました。

４つの職業

βテスト段階では「戦士」「道士」「盗賊」「呪術師」の４つの職業から選択が可能でしたが、それぞれのスキルや戦い方が大きく異なり、それがこのゲームの大きな魅力点だと感じました。

この４つの職業の中でも「道士」は仲間の回復や強化といったサポーターの役割を担っており、リリース時にはレイドボスなどの存在から職業毎の個性が色濃く出てくると感じました。

個人的に『悪い』と感じた点

単調なクエスト

オートであるが故に複雑である必要はありませんが、クエストはあまりに単調です。

私がプレイしたのはβテスト段階のモノですが、「○○を△体倒せ」といったクエストが大変多く、途中から少し退屈に感じてしまいました。

しかし、解放されていないコンテンツもまだ存在する為、高難易度クエストの様な楽しみやすいコンテンツが今後加わる可能性が非常に高いと感じます。

作りがかなり古い

２０２２年以降にリリースされるゲームだと考えると、作りがかなり古いと感じました。

前述したように過去作が元になっているということもありますが、これからリリースされるゲームだと考えると全体的なシステムや表示などが古く、どちらかというと前作ファンやコア層に向けた作品だと感じました。

（この状態が良いんだ！）と思う方も少なくないと思いますが、この手のゲームに慣れて私にとってはゲームからの説明不足感が強く、新規勢はゲームにのめり込みずらいのではと感じました。

〔しかし、過去作のプレイヤーの方は懐かしさを感じることで楽しめると思います。）

まとめ：風の王国：緑

「レトロチックなゲームが好き」「過去に風の王国をプレイしていた」という方にはとてもオススメ出来る作品になっていると思います。

ゲームに熱中したいと言う人より、暇つぶしの出来るゲームを求めている方にはオート機能やレベルアップの存在から楽しみやすいゲームに仕上がっていると感じました。

しかし、裏を返すと楽しみやすい対象がより狭くなってしまっている作品であるようにも感じ、ゲームの所々に物足りなさや不満を感じることも少なくなかったです。

ですが、私がプレイしたのはあくまでもβテストであり、リリース時にはコンテンツの追加やシステムの改善など、βテストの経験を踏まえることからβテスト時以上の作品でリリースされることから期待できる作品であるとも感じます。